ウォッチメン

見て参りました、ウォッチメン
予告編が妙に頭に残るような映像満載だったので。
で、見てみると、なんだろう”とってもアメリカらしい映画”でした。
場面、場面の面白さや、使われている曲の良さは素直に好きでしたが、私としては微妙な感じでしょうか。
設定というか持っていく所はとっても良いのです。
終わり方も妥当だと思えるし、途中のアクションは重苦しさを紛らわせるには丁度よい感じですしね。
上手く考えて、どれだけ上手く伝えようか、どれだけ楽しんでもらおうか、という心意気が凄く伝わってくる映画でしたし、結構長い上映時間なのですが、それ程退屈する事無く過ぎて行った感じがあります。
ただ、一言つけてしまうのは、あまりにも強い唯我独尊の精神かもしれません。
それも、この映画と人間を描く上ではとっても重要なんでしょうが、好き嫌いの別れる大きな点には違いないでしょう。
そう、我が強い映画なんでしょうね。
でも、それでも、認めたく無いようなそんな解決方法を、楽しみに見て頂きたい作品です。