自分達の事だからこそ

人には歴史があります。当然、個人然り、国然り。が、各国で言われている事全てが同じ”歴史”と言うわけではありません。兎角、自分の恥や失敗は人のせいにしたがるのが人間というものですから、当然と言えば当然の帰結ではあるのですが、人のせいにした挙句他者を貶す事や嫌悪する輩もいます。
教科書に書かれている事が全て正しい、正しくないという話をしているわけではありません。
ただ一番の問題は、自分の知っている若しくは信じたい歴史だけを信じるということが如何に愚行かと言うことを理解する必要があると言う事です。宗教も同じですが、過去を振り返るなら歴史なんてものは結局有力者、権力者の思うが儘に紡がれてきました。が、悪癖とも言うべき人類のこの歴史を止め、これからはそうでないようにせねばなりません。
自ら歴史を作る為には、きっと客観的な事実を知ることが必要です。
政府を挙げて反対を声高に叫んでいるうちは無理でしょうが、何時かきっと一人ひとりが物事を考えなければならないのだと思います。
↓これではいけません…。
http://3.csx.jp/peachy/data/korea/
更に言いたいのは、国籍や人種だけで、個人を決め付ける事もあってはならないと思うのです。
何処にいても、その人はその人であって、決して国籍や人種が個人を決めるわけではありません。
とは言え、そうは浅くないのが”自分達の信じる歴史の重み”というやつですが。
歴史は正当化するものでもなく、捻じ曲げるものでも、捏造するものでもありません。
我々今を生きる人間の糧です。何をすべきかを考える道標です。反省し、先を見据える為の勉強です。
―――人は、考えねばなりません。