ウエスト・オブ・ザ・デッド

久々にゾンビ映画の新作と言うものが、レンタル・ショップの店頭に並んでいたので借りてみました。
ちょいと前に見たゾンビ・オブ・ザ・デッド2で一流との凄まじいまでギャップを経験させていただき、それ以来どうにもゾンビ映画に別の意味で恐怖を抱いていた私ですが、今回思い切って借りてみたのです。
ロメロ監督では無いのですが、カバーにはドーン〜やランド〜に続く傑作とか書いてあったので、どんなものかと思いましてね。
とりあえず、見させていただいた感想としては、あまりゾンビを感じさせる映画って感じでもなかったかな。
死霊とか悪霊とかそんな感じで、だれかに復讐したいぜ!って空気。
とりあえず、この映画主役の二人より途中で死んじゃう友人二人の方がカッコイイ。
動きもいいし、何よりとってもいい人なのだ。
ロメロ監督の映画を絶対見てるだろ的な台詞を連発しているのも、面白い。
極限状態の中で醜い本性を剥き出しにする場面は良く見るが、この人たち追い詰められるとどんどんいい人になっていく。
元々、友人思いの気のいい人達なんだろうが、”あんたたちのせいで!”という当り散らす場面は一つだけ。
いやぁ、カッコイイ人たちだったなぁ。
絶対この人たちのが、主役向きだって。でも、主役の人たちがダメダメすぎってわけでないですよ?
ただ、活躍の度合い的にも、友人ズのほうが見栄えがしたなぁ、って事。
そういえば、ゾンビ・オブ・ザ・デッド の3がレンタル開始しているらしいですね。
何と今度は和製Vシネマだとか。いったいどんな出来なのか、今度はまともに作られているのか、と怖いもの見たさで気になります。