定義づけって大切だよね

 ≪国際天文学連合総会で新定義提案≫
 国際天文学連合総会で提案された「惑星の定義」案の骨子は以下の通り。
 (1)恒星(太陽系では太陽)の周囲を回る天体であり、自己重力でほぼ球形の天体のうち、恒星でも衛星でもないものを惑星と定義する
 (2)小惑星「セレス」、冥王星と“双子”の関係にある「カロン」、冥王星より大きい小惑星「2003UB313」の3個が惑星に昇格、太陽系の惑星は12個になる。このほか、さらに12個の天体が惑星と認められる可能性がある
 (3)1900年以前に発見された水星以上の大きな8つの天体は「古典的惑星」とする。冥王星と同等の大きさを持つ天体で、公転周期200年以上で軌道が大きく傾きゆがんでいる一群を「冥王星族」と定義。セレスなど水星よりも小さな惑星は「矮(わい)惑星」と呼ぶことを勧告する
 (4)「小惑星」の名称は廃止。惑星より小さい天体は彗星(すいせい)を含め、「太陽系小天体」と呼ぶ
○以上のように定義づけようというお話し合いがあるらしいですね。
確かに世の中、明確な定義の無い問題は、それ以降の発展事態が不確定になっている部分がありますから、この際はっきりとさせておいたほうがいいかなぁ、と思いますけど。