ゆかた

ずっと、着物を着たいと思っていました。
しかし、高価だろうと言う思いと難しいそうだと言う思い。
そして、ちょっとでも違ったことをした途端に、そうスカンを食うのではないかという恐怖が和の世界にはあります。
寛容な視線や心がどうにも期待出来ないと思ってしまう分野です。
更にどうにも難しく感じるのは、良く文句を言う人や知っている人の”着物などの常識”と言うヤツが、今一良く分からないのです。
で、調べてみましたよ。何時、どういったものを着ればいいのか。
色々な、そう、本当に色々といろんな人が書いてます。言ってます。さて、どれを信じたものか。
そして、浴衣に関して言えば、両極端な事がそこいらじゅうに書かれています。
まぁ、昔の寝巻きのようなものですから昼最中から着ることがおかしいと言うひとも居れば、そうではないという人も沢山居るわけで。
私にとって、こういう曖昧さや違うと主張する人の強烈な（物を知らない事に対する）嘲笑等こそが和の世界にとっつきにくい原因であるのです。
しかし、まぁ、そうこういっていては何時まで経っても着れません。
だから、そのうちにでも浴衣でお出かけでもしてみようかと思います。
普通の着物じゃ高くて買えないですからね。とはいえ、今や浴衣も外着のように華やかです。
多分、作り手側の意図している方向性の変化なのでしょう。
ならば、その思惑に踊らされて見るのも面白い。
着物屋で聞いたら、普通に着ていいですよ、って言われましたしね。