ダ・ヴィンチ・コード

見てきましたですよ。
先日届いた「御招待券」で、ね。
いやぁ、ただって本当に素晴らしいですね。
そんな事はさておいて、映画です。
本読んでから見に行ったもので、原作と違う所やフォロー的な台詞があると、
「映画化にあたって結構気を使ってるなぁ」
っていうのが正直な感想。
でも、面白かったですよ。スピーディーでスリリングで。
ただ、謎解きもストーリーも無理しすぎてて、大分ぶっ飛んでいるので、本読んでいて良かったと思ったり。
で、楽しみついでに次は、もうじきレンタル開始の「ダ・ヴィンチ・コード ザ・トゥルース」を見てみたいかも。
なんでも、映画の嘘を暴くドキュメンタリーだとか。
でもさ、映画なんだから嘘があって当たり前。原作だって、歴史書とかそんなんじゃなくって小説なんだから。
フィクションも含まれていていいじゃないか。それを理解して楽しむのが、いいんではないだろうか。
私は、知識が無いから分からない部分も沢山あるし、学者さんの言っている両極端な出来事の何をどう見積もって信じたらいいのかも良くわからない。
結局、人間は信じたいものを信じてしまうので、それが嘘だと思ってしまえば嘘だし、本当だと思ってしまえば本当になるんだろう。
どんな説得力のある薀蓄語っても、反対意見を言っても、論評しても歴史はそんなもんじゃないかと思う。
だって、書いてあることが全て真実だなんてとても私には信じられないから。
同時に、全部が嘘だなんて信じられないから。
死海文書だって、キリスト生誕以前の文書が殆どで、特段キリスト教に影響を与える事は無いなんて書いてある本もあったし、それとは正反対の事書いてある本もあったし、ね。
パンフレットを読んでも、面白い事が書いてある所(とある作中の極秘文書が実は他の人の冗談の賜物だったらしいって事)があるから、探して見ると楽しいかも。
でも、それでもあながち全てを、嘘と言ってしまってもいけない要素があるのも事実。
だって、宗教を理由に人を殺している歴史はまさにあるんだからね。