同窓会

さて、この日曜日に同窓会なるものがあったわけで。
それも中学の。
小学校の面子は(極一部の人間だけではあるが)毎年同級会を行っているので、顔を見ても直ぐに分かるのだが、何せ中学校と言えば人数も多い。
卒業から一回もあっていない人間の方が多いのであるからして、顔を見ても直ぐに名前が出てこないのである。
一番辛いのは、相手が私を覚えていてくださっているのに、肝心な私が相手を覚えていないという場面である。
元々人の顔を覚えるのか至極苦手な質である私は、苦痛を伴う空間で会ったこともあながち間違いではない。
しかし、それを差し置いたとしても楽しい空間であったことも事実である。
皆、変わったようで変わっていない。
でも、もう子供の話がチラホラと聞かれ、何とも肩身の狭い思いもした初の同窓会であった。