今日の帰り道。
自転車で我が家へ向って走っている時、前方に転んでいるお年寄りがいらっしゃいました。
周囲には歩いている人も、勿論自転車の人も沢山いたのですが、起き上がれなくて四苦八苦しているお年寄りには誰一人手を貸してくれません。
私は結構距離があったのですけれど、私がつくまでそのままの状態。
直ぐに自転車を降りて、手を貸し立ち上がる事が出来ました。
幸い怪我も無く、その点は良かったのですけれど、何とも切ない感じでした。
お爺さんに何度も何度も「ありがとう、本当にありがとう。」と言われる度に、怪我が無くてホッとした思いとともに、遣る瀬無い気持ちも。
年々自分も嫌な人間になってきているなぁ、とは思いますが、小さな事でも手をのばせるようにだけはしたいものです。