舞台もさることながら

神様のカルテ

神様のカルテ

を読んでみました。
面白い語り口なんですが、構成といい雰囲気といい、懐かしい雰囲気もあったりして。
思わず泣いてしまう場面もありますし、悲しみと一緒に何だか凄く美しいものを感じてみたり。
私としては、とっても好きな一冊です。
地方の医療現場にある根本的な問題や、人の生きる場所、生きようとする場所、そして、最後を見つめる場所をさらっと見せてくれるような気がしますしね。