訳がある

携帯電話の割引合戦をニュースで見ながら、色々な分野で値引きがあるなぁ、とふと思いました。
まぁ、諸々の基本使用料を払って生活している私としては、値引きされるのはとても嬉しい事なのですが、いい事には裏があると思えてなりません。
さしあたっての危機という話ではなく、長期的な危機として。
素人考えで思うには、結局企業も、お金を持っているからこそ大々的な開発も出来様というものですからね。
また、大々的な開発ともなれば、それに付随してきっと研究機関にもお金が廻っていた事でしょう。
人も沢山働いていたでしょうから、雇用も多かったのかもしれません。
お金がなくとも開発は出来るのかもしれませんが、設備投資は結局お金ですからね。
更には信頼性という問題もあるでしょう。
一見無駄に見えるほどの保守費用や設備投資のお陰での信頼、そういった側面も無きにしも非ず。
無駄をなくすのは素晴らしい事だと思いますが、ある意味、無駄も無駄として世の中廻っていましたからね。
更に、切られた部分に属していたお金が、消費者に正しく返っているかと思えばそうとも思えません。
何かが安くなれば、巡り巡って最終的には将来の自分の取り分も減ってゆく気がする今日この頃。