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グリーン電力化になるらしいですね。今日はてなからのメール見たら書いてありました。
自然に優しい、いい事だと騒いでいます。まぁ、確かに自然に優しい部分もありますよね。
二酸化炭素が出ないとか。そのかわり、自然の渡り鳥がぶつかって大量死したり、騒音問題があったりなんだりと問題も結構あるんですが。
何にでも問題はあるので、それは置いておくとして。
安定しない電気の発電は、実はそれ以外の電力の発電も増やす事があるという事実に気がついているのでしょうか。
つまり電力と言うものは、常に使用が見込まれる最大量を確保しようと懸命に発電所を作ったりして対応しているわけです。
その中に今逸りの太陽光や風力と言ったものが、入ってきます。
でも、ですね。結局、使用されるであろう最大の電力量が変わらない限り発電所は動くのです。
寧ろ、太陽光パネルを付けたからといって電気を使う量自体を増やしているとしたら、元の木阿弥です。
だって、太陽が出ない日が続いたら?風が弱い日は続いたら?
そうです。今までどおり電気を買う訳です。
と言うことは、それに対応できる量は発電しなけりゃなりません。
つまり、なんだかんだ言っても今の制度で動いている限り、風力発電グリーン電力証はダブルコストにしか過ぎないのです。
風力発電の分、火力発電所減らせるわけではないですからね。発電できない時や、発電が足りない時に本当に電気が足りなかったら今の時代えらい事になるでしょう。ってことは、最終的には日本の電力分は常に不安定でない方法で発電してなきゃならないのです。
困ったもんだ。
とは言え、自然エネルギーを使用するのは素晴らしいことだとは思います。
ただ、事は簡単に終わらないって事です。